青々とした葉の合間から
木洩れ陽が
ゆったりとした小道に
二人の影を作っていて
私たちは、静かに、
それでも軽い足取りで、歩いていた
あの時語り合っていた思いや夢、
未来は、
そのまま結実することもなく
いまは、折にふれ
脳裏に浮かび上がる青春の思い出と
なってしまったけれど
秋の日
こんなにも紅く染まった
昼下がりの小道を
私は、一人
果たせなかった夢を追って
歩いている
2002年11月1日
青々とした葉の合間から
木洩れ陽が
ゆったりとした小道に
二人の影を作っていて
私たちは、静かに、
それでも軽い足取りで、歩いていた
あの時語り合っていた思いや夢、
未来は、
そのまま結実することもなく
いまは、折にふれ
脳裏に浮かび上がる青春の思い出と
なってしまったけれど
秋の日
こんなにも紅く染まった
昼下がりの小道を
私は、一人
果たせなかった夢を追って
歩いている