目覚めて

いつものように目覚めて
朝食をとり
明るい日差しの中を歩いていた

いつもと変わらぬ景色の中
けれど木々の葉は少し輝きを増し
梅雨入りの晴れ間の日差しを映していた

いつもと変わらぬ朝なのに
わずかに、寒ささえ感じる朝だった

あれを鉄面皮というのだろうか
相変わらず嘘を嘘で塗り重ねて
臆面もなくしゃべる官邸の最高レベルの政治家が
テレビには登場していた

いつもと変わらぬ朝なのに
寒ささえ感じる中
猛暑の夏は始まった